お酒を飲むとトイレが近くなる真実!対処法って本当にあるの?

友人たちとお酒を飲みに行くと、なぜかトイレが近くなります。女性の場合、トイレに立つのが恥ずかしくて、ついつい我慢してしまいますが、トイレが気になって楽しめません。お酒を飲むとトイレが近くなる理由と、対策法があるのか調べてみました。

良かったら参考にして下さい。

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お酒を飲むとトイレが近くなる真実

1.抗利尿ホルモン
人間には利尿をコントロールする「抗利尿ホルモン」があります。これが活動することによって、尿の量を一定に保っています。アルコールは、この抗利尿ホルモンの活動を抑制してしまいます。これによって、必要以上に尿が出ます。

2.お酒を飲むとトイレが近くなる仕組み
まずビールには利尿作用がありますので、それも加わってトイレが近くなります。体内に取り込んだ余分な水分だけを排出するだけではなく、アルコールに反応して尿を出すため、水分の少ない度数が高いお酒を飲むと、最悪「利尿による脱水状態」が起きてしまいます。
飲んだお酒の水分が吸収されるまでにはタイムラグがありますので、取りあえず、血液中に蓄えられている水分から排出されます。つまりサラサラだった血液がドロドロになっていくわけです。飲んでいる間に血中の水分が少なくなり脱水症状を起こします。水はアルコールの分解にも必要なので、お酒を飲みながらたくさん水分補給もしてください。そうすることで、二日酔いなども防ぎます。トイレが近いほど、水分の摂取が必要なのです。
ビール1,000ml飲んだら1.100mlの水分が排出されます。つまり100mlの水分が不足するわけです。チェイサーなどで足りない水分を補給しながら飲みましょう。

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2.お酒を飲むと体内のカリウムが多くなる
アルコールには、抗利尿ホルモンの抑制のほかに、含まれているカリウムが新陳代謝を活発にさせるという効果も加わり利尿作用が強くなります。カリウムは、ビール>ワイン>梅酒>焼酎>ウイスキーの順でカリウムが多く含まれています。
体内で必要なカリウムの量は決まっています。ビールなどを飲むと、カリウムの量が増えます。血管中のカリウムの濃度が上がり、血管内と周辺のカリウムの濃度の差から、体内から血管内へと水分が移動して、過剰なカリウムを体外へ排出させます。それもまた、お酒を飲むとトイレが近くなる一因になります。

3.まとめ
楽しく健康的にお酒を飲むためには、必ずトイレに行きたくなるのだと認識してください。トイレに行かないで済む方法はありませんし、それはかえって体に負担をかけます。水分を十分補給しながら、ゆっくりとしたペースで飲み、カリウムが過剰摂取されていることも頭に入れておいて、恥ずかしがらずにトイレへ行くことです。それが健康的にお酒を飲む方法であり、二日酔いを抑制します。

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