玉ねぎの冷凍保存の方法!栄養を逃さないやり方について

家の食品庫には必ず備蓄してある玉ねぎ。どんな料理にも使えて重宝されています。

この玉ねぎを冷凍保存する方法をご紹介します。冷凍保存しても玉ねぎの栄養価は失われない方法もあります。

よかったら参考にして下さい。

玉ねぎの冷凍保存方法と栄養価について

1.玉ねぎの種類

東欧系の辛味品種と南欧系の甘味品種があります。皮の色や大きさにより黄玉ねぎ・赤玉ねぎ・小玉ねぎと呼ばれています。日本に流通しているのは、辛味品種の黄玉ねぎです。貯蔵性が高い玉ねぎです。日持ちを良くするために収穫してから一か月くらい風に当てて乾燥させてから流通させています。

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2.栄養価

目がしみる硫化アリルの一種であるアリシンが体内でビタミンB1と結合するとアリチアミンとなり他の栄養素の吸収を高めます。水溶性なので長時間水にさらさないほうがいいでしょう。玉ねぎ自体の栄養価はそのほかに脂溶性ビタミンA.D.E.Kがありますが、高い!というほどのものではありません。それよりも他の栄養素の吸収を助ける成分を豊富に含んでいるのが特徴です。陰の働き屋さんですね。

3.冷凍保存の方法

生の玉ねぎを冷凍するとドリップとして水気が出てしまいますが、逆に甘味が凝縮されて甘みを生かした料理にはお勧めです。
冷凍すると玉ねぎの繊維が壊れてしまうので、大きめのみじん切りや太めの千切り(細く切ると水気が余計に出てしまい食感が無くなる)がいいでしょう。
それらを冷凍保存袋に入れて、できるだけ空気を抜いて真空に近い状態にして冷凍してください。
またはすりおろしてしまって、玉ねぎの冷凍キューブを作るのもお勧めです。
保存期間は約二か月です。

4.玉ねぎを摂取した時の効果

栄養価ではありませんが、血糖値を下げる効果があります。また血管が若返るとも言われています。そのほかに肥満・便秘・肌荒れ・冷え性・疲れ・ストレスなどにも効果があると言われています。

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5.冷凍しても栄養価は無くならないか?

もともとこれといった栄養素はありませんので、冷凍しても脂溶性のビタミン類は摂取できるので心配はありません。前出のように他の栄養素をより吸収しやすくする働きを持っているので、冷凍してもその効果は無くなりません。

6.冷凍玉ねぎの良さ

冷凍玉ねぎは繊維が壊れているので、通常一時間かかる飴色玉ねぎが10分でできてしまいます。カレー作りにこだわる人にはうれしいですね。またオニオンスープにすると甘味が凝縮されているのでとてもおいしく出来上がります。

7.玉ねぎのその他の効能

皮に含まれる「ケルセチン」が脂肪の吸収を押さえます。普段捨ててしまう玉ねぎの皮ですが、皮に含まれる「ケルセチン」は過剰に発生した活性酸素や脂肪の吸収を抑えてくれます。可食部にもありますが、皮は可食部の20倍ものケルセチンを含んでいるので何とか食べたいものです。
辛味の素となっている成分硫化アリルは血液をサラサラにしてくれます。血栓を溶かして悪玉コレステロールを減らす作用を持ってりますので、動脈硬化の予防になります。
お通じがよくなるので体に貯まった老廃物や毒素がデトックスされて、痩せやすくなります。

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