パソコンを長時間使い過ぎたり、スマホを使っていると目が疲れて頭痛を起こすこともあります。
そんな時に左右のこめかみを押すと痛いと感じる時は、かなり眼精疲労が蓄積しているかも知れないのです。
眼精疲労は頭痛以外にも様々な影響を体に及ぼすので、疲労を溜め込まないように、早めに対処しておきましょう。
左右のこめかみを押すと痛いのはなぜ?
ズキンズキンと頭痛する時や、目が疲れた時に左右のこめかみを押すと痛いのは、こめかみの辺りには大切なツボがあるからなんです。
こめかみのあるツボは太陽というツボで、口を開けて動かしたときに筋肉が動くところにあります。
このツボは偏頭痛、老眼予防、顔面神経痛に効きます。
左右のこめかみを押して痛い時は、疲れを感じてる時なので、気持ちよく感じる程度の強さで指圧してほぐしてみましょう。
左右のこめかみ以外の頭痛のツボ
太陽というこめかみのあるツボの他にも、目の周辺にはツボが数多くあります。
眼精疲労からくる頭痛や肩こり、首こりの悩みを解消するのに役立つツボがあるので、ぜひ覚えておきましょう。
【承泣】しょうきゅう
目の下にある骨のくぼみの部分にあるツボです。
目の疲れに効果があり、眠気の解消や顔のむくみで目が腫れぼったい時に指圧するとスッキリするツボです。
瞳の中心から下に沿った骨の縁にあるので、指圧する時は力を入れ過ぎないように注意しながら押します。
【清明】せいめい
目頭にある鼻の骨の左右にあるツボです。
目が疲れた時には、無意識にこのツボをつまんでいつ人もいます。
疲れ目、花粉症の不快感に効くツボで、指で挟んで指圧します。
【攅竹】さんちく
眉頭の下のくぼみの部分にあるツボです。
疲れ目、かすみ目、老眼に効くツボです。
攅竹をマッサージすると目の周辺の血行を改善するので、寝る前にこのツボをやさしくマッサージすると一日の疲れをほぐす効果が期待できます。
顎から起こるこめかみの痛み
眼精疲労の他にも、こめかみの痛みを引き起こす原因として考えられるのが顎の不調です。
顎関節症という病気を知っている方もいるでしょう。
これは顎を動かす関節が上手く動かなくなる症状で、食べ物を噛む時に痛みを生じたり、大きく口を開けられないということもあります。
左右のこめかみを押すと痛いのは、目の疲れも原因ですが、押してもいないのにこめかみに痛みを感じる場合は、顎の関節に何かしらの異常が起きている恐れもあります。
顎関節症になるのは20代~30代の女性がとても多いので、思い当たる方は注意してください。
原因は色々考えられますが、骨盤のゆがみなど全身の骨格のゆがみが顎の関節に負担をかけて起こることもあります。
食事をする時に片方だけで噛んでいたり、よく噛まないことも原因のとなるので、食事をする時は左右の顎をバランス良く動かすようにすることで予防できる場合もあります。
まとめ
左右のこめかみを押すと痛みを感じる時は、何らかの不調があるサインということもあります。
たかが疲れ目と油断しないで、きちんとケアをしておきましょう。
目の周辺のツボの効果を知っておくと、疲れた時に役立つと思います。
よろしければ参考にしてください。
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