冬の朝、寝起きにいきなり喉の痛みを感じることはありませんか?
空気がカラカラに乾燥している冬の寝起きには多いことです。
水を飲めば解消するような一時的な喉の痛みだとしても、冬の間に繰り返すのは危険が潜むので注意が必要です。
喉の痛みの原因が乾燥からくるものなのか、それとも他にも原因があるのか、調べてみました。
冬の寝起きだけ喉の痛みが起こる場合
湿度が下がり始める秋から春にかけて寝起きに喉に痛みがある場合は、乾燥が原因のことが多いのですが、気温が低くなる冬の間だけ寝起きに喉が痛くなる場合は乾燥だけじゃなく温度も関係しています。
これは相対湿度という湿度によるものです。
乾燥する季節になると、寝室やリビングに加湿器を使う方も多いと思います。
湿度を保つことはウィルスを減らすことになるので、インフルエンザなど感染症予防にも良いのですが、空気が冷たいと加湿をしても湿度が保たれないのです。
一年で一番乾燥する季節は真冬よりも春先の方がひどい時があります。
なのに冬の間だけ寝起きに喉の痛みが起こる時は、室温が低いまま加湿をしていることが原因とも考えられます。
加湿をする時は、室温も温めておくことも対策の一つとなるようです。
マスクをして眠れるのなら、改善策になりますよ。
寝起きの喉の痛みが乾燥の他にも原因が
冬だけじゃなく、寝起きに喉が痛くなることが多いという方は乾燥だけが原因ではありません。
その場合は口呼吸も喉の痛みの原因の一つになっていると考えられます。
口呼吸をする原因は、風邪やアレルギーによって鼻の粘膜が炎症を起こして腫れていて、鼻つまり状態になっている時によく起こることです。
喉の粘膜は直接外気を吸い込むとカラカラに乾いてしまいます。
起きている間は口呼吸をしていて喉の渇きを感じたら、意識的に唾液で潤したり、水分を飲んで解消しようとしますが、眠っている間は口呼吸をしたまま喉の渇きがどんどんひどくなるので、寝起きにガサガサで痛みを感じるのです。
風邪や花粉症のように一時的な鼻つまりではなく、慢性的に鼻の粘膜が炎症を起こしやすい鼻炎の人は季節に関係なく寝起きの喉が痛くなります。
鼻腔を広げるノーズテープやノーズクリップを使ってみるのと改善するかも知れません。
ひどい場合は耳鼻咽喉科で鼻と喉の治療を受けた方が安心ですね。
まとめ
冬になると寝起きだけじゃなく、日中にも乾燥で喉が痛くなることは度々起こります。
湿度を保つことは喉の痛みを予防する以外にも、ウィルスの浮遊を防ぐことにもなります。
お肌のうるおいがなくなってしまうのも困るので、うるおいキープを心がけていくようにしましょう。
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