砂糖が固まるのを防ぐ方法!電子レンジを使ってサラサラにしよう

砂糖を容器に移しておいて、さぁ、使おう!と思ったらがちがちに固まっていて、煮物に大さじスプーン一杯入れる。とか書いてあってもごろんとした塊では計ることもできずガシガシと壊そうと試みた経験がある人は多いと思います。

それを防ぎたい。でもどうやって?電子レンジを使うって方法は聞いたことがあるけれど、やり方は知らない。

そんな人は多いと思います。

そもそもどうして砂糖は固まるのでしょう?そこから疑問と解決方法を探っていきたいと思います。

砂糖が固まるのを防ぐために

砂糖を固まるのを防ぐためには、まずは砂糖が固まる原因を知りましょう。

そもそも砂糖を作る製造過程に砂糖がガシガシに固まる原因はあるのです。砂糖は完成すると糖蜜を吹きかけられて仕上げられます。
なぜかというと、砂糖自体がそのままではくっつきやすい性質を持っているからです。サラサラの状態にするために糖蜜を吹きかけるのです。しかし保存しているうちに糖蜜の水分が抜けてしまい再結晶化してかえって固まりやすくなります。
つまり砂糖は先ず水分が抜けて次に乾燥するとがちがちに固まってしまうわけです。つまり砂糖は微妙な湿気と乾燥のバランスがいい状態で保存しない限りがちがちに固まってしまうのです。

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固まった砂糖をサラサラに戻すための大前提

砂糖が固まるのは、まず湿気が抜けてその後乾燥してしまうから再結晶化してがちがちになってしまうのです。
ですのでサラサラな状態に戻すには「適度な湿気を与えつつ乾燥させる」という小難しい大前提があるのです。
湿気によって固まったと思っている方が多いと思いますが、初めは保存しているうちに表面に吹き付けられた糖蜜の水分が抜けて固まりやすくなります。だから湿気で固まるのではなく乾燥して固まるのです。砂糖の性質は厄介なものです。湿気は砂糖にとって敵ではなく味方なのです。

電子レンジを使ってサラサラの状態に戻す

この方法は多くの人が聞いたことがあると思います。やり方も様々です。
手っ取り早いのが、そのまま2~3分電子レンジにかける。という方法なのですが、これは砂糖の分量にもよるので実は慎重にやらないといけない方法です。
この方法だと、水分を飛ばすだけで本来の砂糖の性質を無視した方法ではあります。窓から砂糖の状況を見ながら溶けて密になってしまわないように見張っている必要があります。
そこで電子レンジでもっと慎重に砂糖をサラサラに戻す方法があります。

・電子レンジと一杯の水を使う方法

①砂糖の入ったケースのまま電子レンジに入れる。
②コップ一杯に水を入れてケースの隣へ置く。
③1分温める
④ダメならもう30秒温める。
➄サラサラになるまで繰り返す。

注意:溶けないように慎重に見張っている。

・密閉袋と電子レンジを使う方法

①密閉袋に固まった砂糖を入れる。
②ペーパータオルを少し水で濡らす。(濡らし過ぎない)
③砂糖と一緒に袋に入れて封をする。
④20秒温める。その繰り返し。

いかがですか?
がちがちの砂糖には適度な湿気を与えつつ乾燥させるという、やっていることは単純ですが奥の深い理由があったのです。

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そのほかの方法

他にもいろいろな方法でサラサラにできます。

・力技のフードプロセッサー。
・パンの切れ端を一晩入れておく。
・ヨーグルトなどについている顆粒の砂糖を5:1で入れておく。
・容器に入った砂糖の上に濡れたペーパータオルを載せておく。

根本的な解決方法として、割れた陶器のかけらを30分水に浸したあと少し乾燥させる。それを砂糖の中に入れておけば1カ月はサラサラの状態を保てる。というものです。

忘れてはならないのは、固まった砂糖には適度な水分が必要。

ということです。これらの方法で、これからはスプーンでガシガシと粉砕しないでも済むといいですね。

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