腰痛の悩みを抱えている人はかなり多く、しかも年齢にはあまり関係なく、20代でも腰痛を抱えている人は多いのです。
そのきっかけになるのがぎっくり腰という症状です。
ぎっくり腰は一度なるとその後も繰り返してクセになることがあるので、注意しておきたいものです。
しかし、予防よりも今の痛みを何とかしたい!と切実に思うほど痛みがツライですね。
ぎっくり腰になった時にはお風呂に入るのは避けるべきなのか、それともお風呂で温めた方が良いのか迷ってしまうことがありますが、ここに早く治すポイントがあります。
ぎっくり腰になった時にはいつからお風呂に入るのがベストなのか調べてみましょう。
ぎっくり腰はお風呂はダメ?
ぎっくり腰のレベルにもよりますが、立つこともできないほどの強い痛みがある時はお風呂に入ることは避けた方が良いです。
ぎっくり腰になったばかりの時は、その部位が炎症を起こして熱を持っている場合があります。
その場合もお風呂で温めることが炎症を悪化させる可能性もあるので、痛みのある部分の炎症が治まるまではお風呂で温めることは避ける方が安全です。
少し動けるくらいのぎっくり腰だと、無理をしてお風呂に入って温めてしまい、痛みが増してしまうことがあるので、シャワーで汚れを洗い流す程度にした方が良いでしょう。
ぎっくり腰のお風呂はいつからOKなの?
ぎっくり腰になった時に強い痛みがあるうちはお風呂は避けた方が良いと思いますが、患部に湿布をするなどして炎症を抑えた後は、お風呂に入ることは早く治す助けになることがあります。
ぎっくり腰になった患部の周辺の筋肉はダメージを起こして収縮しています。
炎症が治まった後は、その収縮をほぐしてあげることで、痛みを改善するのです。
ただし、長い時間じっくりと浸かって温める必要はありません。
お風呂に入ることで、水圧がかかります。
それだけでもマッサージの効果があるので、患部だけではなく全身の筋肉をほぐすことになるのです。
具体的にはぎっくり腰になった当日の入浴は避けるようにして、翌日からは動ける場合は入浴するとぎっくりの痛みが早く消える効果も期待できます。
お風呂に入った後のケア方法
ぎっくり腰は強い痛みが治まった後にも、鈍い痛みがずっと残ってしまうことがあります。
長い人なら数か月単位で痛みが残ることがありますので、その場合はお風呂の入り方に少し工夫をしてみましょう。
お風呂に入る前に一度アイシングで冷やし、その後お風呂で温めます。
そしてお風呂上りにもう一度冷やすと血流が改善されて筋肉の修復を助ける効果があります。
まとめ
ぎっくり腰というのは一般的な呼び方なので、腰を痛めた時は病院に受診してその原因をきちんと調べておきましょう。
腰椎すべり症や腰部脊椎管狭窄症、脊椎圧迫骨折、椎間板ヘルニア、腰部椎間孔狭窄症など、腰が痛くなる病気は色々あるんです。
まずはきちんと痛みを解消して、ぎっくり腰が慢性化しないように注意して生活していきましょう。
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