郵便局の未使用収入印紙の交換手数料とは?払い戻しは損でしかない!

未使用の収入印紙は郵便局に持って行くと同額の収入印紙と交換をしてくれます。しかし、この場合、収入印紙への交換の為の交換手数料がかかります。

収入印紙の交換や、払い戻しの方法や、交換手数料はいくらかかるのか?という事について詳しく見ていきたいと思います。

【スポンサーリンク】

【収入印紙の交換手数料】

収入印紙を郵便局で交換してもらう場合は1枚に付き5円の交換手数料が必要になります。

ただし、10円未満の物については、額面の半額の手数料が必要になるようです。

交換して貰う印紙の数には関係なく、一律、交換の手数料はこの金額で行っているそうです。

また、未使用の収入印紙でも破れたものや、汚れたものは偽造防止等の観点から、交換の対象にはなりませんので、注意してください。

【交換の対象になるもの】

交換してくれる収入印紙は、未使用の物で破損や、汚れのないものです。

白紙や、行政機関に申請・届け出をするために使用したもの、パスポート引換書など客観的に見て、課税対象にならない文書等に貼りつけた場合は対象になります。

また未使用のものでしたら、最寄りの郵便局で他の額面の収入印紙と交換することもできます。

例えば、未使用の2000円の収入印紙があって、1000円の収入印紙が必要なときには、1000円の収入印紙2枚と交換ができます。

このような場合にも、提出する収入印紙1枚につき、5円の交換手数料がかかります。

また、貼りつけた部分を切り取ったものや、用紙から剥がしたものは交換できません。

自分で、交換できるかどうか、わからない場合は郵便局へ持ち込み相談をしてみるとよいでしょう。

【スポンサーリンク】

【払い戻し申請】

収入印紙の払い戻しは、郵便局では行っておらず、そのような場合は税務署に申請をする事になります。

【印紙税過誤納確認申請書】という申請書類がありますので、これに必要事項を記入して、税務署に提出します。

必要なものは、印紙を貼った書類と、印鑑で、返金は銀行振り込みになります。

詳しくは納税地の税務署に聞いてみてください。

なお、収入印紙を現金に交換する事はできません。

もう、1点登録免許税や、国への手数料の納付などの手続き書類に誤って貼りつけた場合は還付されませんので、注意が必要です。

このような場合は、収入印紙が破れないように綺麗に剥がして、次回使うときまで保管しておくしかありません。

【払い戻しは損?】

払い戻し、交換には1枚につく5円という手数料がかかりますの、200円の収入印紙をもし40枚交換する場合には200円の手数料を支払わなければなりません。

200円の収入印紙がもう1枚買える計算になります。

また、1枚の交換でも100枚の交換でも手数料の割引などは一切ないので、お得感もありません。

ですから、収入印紙を購入する場合は、額面を確認して必要な枚数だけを購入すること、収入印紙を貼る場合に、その文書が課税対象になるものなのか、どうなのか今一度確認してからにした方がよいですね。

【まとめ】

普段日常生活では、ほとんど使う事のない収入印紙ですから使い方や、額面、貼る書類などを間違えてしまう人もいると思いますが、交換するには手数料がかかることを覚えておきましょう。

また、そう頻繁に使うものでもないですから、収入印紙をたくさん買いすぎて、家にずっと置いてあると言うのは、やはりもったいないです。

紙ですので、長期間保管していると、いざというときに破損していて使えなかったということにもなりかねません。

近くの郵便局や、(200円程度でしたら)コンビニでも手軽にいつでも購入することができるので、その都度、必要な額を購入する方がいいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

one × two =