お酒が弱い人の特徴と症状とは?知らないと危険!

最近では、何かにつけ居酒屋などで飲み会が多くなってきています。「みんなと楽しく飲みたい」と思っているのに体質的にお酒に弱い人が割と多くいます。実はモンゴロイドは、なぜかお酒に弱い人種なのです。お酒に弱い人の特徴と症状をまとめてみました。よかったら参考にしてください。

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お酒が弱い人の特徴と症状とは?

1.お酒に強い・弱いは遺伝子分析にとって正確に判断できる
ここでは、エタノールのパッチテストによって、アルコールに遺伝的に強いか弱いかの判断をしてみましょう。
テープに少量のガーゼを張り、消毒用のアルコール(70%)を湿らせます。ひじ関節からわきの中間部分の柔らかい部分に張ります。7分間張ってはがします。10分後に赤い陽性反応が出たら、遺伝子レベルであなたはお酒に弱い体質だとわかります。

2.お酒に弱いとは
実は二つの違いがあります。「酔いやすい」と「悪酔い・二日酔いしやすい」の二種類に分けられます。
「酔い」に影響する酵素は二種類あり、アルコール脱水素酵素(ADH)とミクロゾームエタノール酸化酵素(MEOS)があります。分解できないアルコールで脳がマヒすると「酔い」が発生します。
「悪酔い」に影響する酵素はアセトアルデヒド(ALDH)です。能力に大きな個人差があり、まったく分解できない人もいます。分解しきれずに血液中のアセトアルデヒドが増えると頭痛や吐き気を引き起こします。

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3.アルコールアレルギーの症状と対処法
①ほんの少しお酒を飲んだだけで顔や体がすぐ赤くなり、恥ずかしい思いをされる方も多いのではないでしょうか。
赤りやすい人は、アルコールを分解する酵素の力が弱く、また中には全く酵素を持っていない人もいるのです。
そういう人は、周囲に飲めないことを伝えて、ノンアルコールのドリンクを飲んだり、雰囲気を楽しんだり、おいしいものを食べたりして場を盛り上げましょう。

②飲むと体がかゆくなる人がいます。

アルコールで血行が良くなると、身体がかゆくなることがしばしばあります。痒みがすぐに収まれば問題ないのですが、長引くようでしたら、アルコールアレルギーです。その場合、冷たい水や氷、保冷剤でかゆい部分を冷やしましょう。熱い風呂屋シャワーは避けてください。室温を下げた部屋で、静かに休むといいでしょう。
③腹痛や下痢、消化器系トラブルを避ける方法
お酒を飲んだ翌日に、おなかが痛くなったり下痢気味になる場合、原因は腸が活発に動いたり、胃粘膜が荒れたりといった、一時的なアルコールアレルギーになります。そこで、消化器系のトラブルを軽減するポイントをいくつかご紹介します。
・飲酒前に牛乳を飲み胃粘膜を保護する
・飲酒前にウコンを飲む
・水を極力飲むようにする
・空腹での飲酒はしない
・お酒と相性が良いつまみを食べる(豆腐、枝豆、タコの刺身、チーズ等)
以上のポイントを守り、飲み過ぎないように注意してください。
④お酒を飲むたびに鼻水&くしゃみの連発する人はアルコールアレルギーの可能性があります。

体内に入ったアルコールは、肝臓でアセトアルデヒドという毒性の高い物質になります。このアセトアルデヒドが分解されずに残るとアレルギー症状を引き起こす、ヒスタミンという物質が分泌されます。不快な症状を和らげるには、飲酒をできる限り控えることです。

4.まとめ
意外と気が付かずに多くの人はお酒を飲んでいますが、こういったアレルギー症状に心当たりがある方は、是非一度パッチテストをするとよいと思います。
自分がアルコールに弱いと思ったら、アルコールで楽しむのではなく、「飲めない=付き合いが悪い人」というレッテルを張られてしまう前にアルコールアレルギーであることをカミングアウトしてしまい、会話とか食べ物などで、他の人と一緒に楽しむようにしましょう。

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