新品だったのについ使わずにそのままにしていたボールペンを「さぁ使おう!」と思ったら「インクが出ない!!」
そんな経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
捨てるに忍びなく、書けなくなったボールペンがペン立てにたくさんさしたままの人が多いのではないでしょうか?
ボールペンはその名の通りペン先に「ボール」が付いています。そのボールが回転することによって、中のインクが少しずつ出て書ける仕組みになっています。
ところが稀に新品でも書けないことがあります。その原因と対処法を今回はお伝えしたいと思います。
復活させて、ただの厄介者だけれど捨てるのは惜しい存在から実用品に戻してあげましょう。
新品なのにボールペンのインクが出ない原因
1.インクが詰まっている
2.ボールペンの芯の先に空気が入っている
3.ペン先が破損したり変形している
4.ペン先が紙の繊維やほこりを巻き込んでいる
これは新品でなくても、今まで使えていたものが書けなくなった!という場合にもあてはまります。
インクがあるのに書けないボールペンを見ると恨めしい気がしてきます。
対処法
1.インクが詰まっている
インクを温めてカチカチになったインクを溶かしましょう。ボールペンの芯を外してドライヤーの風をペン先に当てます
ドライヤとボールペンの距離は15cmくらい離しましょう。時間は約40秒です。
2.ボールペンの芯の先に空気が入っている場合
この場合は遠心力を使います。洗濯機の底に芯の先を外側にしてガムテープで固定します。水を入れす(当然か)脱水すれば、空気が出ていきます。
3.ペン先が破損したり変形している場合
この場合は、ペン先の先端が傷ついていると起こります。ボールペンの先はミクロン単位で加工製造しているので、落としたりぶつけたり突き刺す道具やこじ開ける道具に使うと破損してしまいます。
書く道具だけにしましょう。
4.ペン先が紙の繊維やほこりを巻き込んでいる場合
除光液などでボールが動きやすいように埃などを取ってあげましょう。
たかがボールペン、されどボールペン。
インクが残っているのに書けないとすごくもったいない気持ちになりますよね。
ボールペンはー10度~+60度の環境では書けるように設計されています。
長く使うためには、普段からの扱いも大切です。ボールの先に空気が入ってしまう場合は、水平書きとか上向き書きをしたときに起こります。きちんとした角度で書くようにしましょう。
保管の時にもペン先を上向きにしないで保管することが大事です。
インクが乾燥しないようにキャップのあるボールペンにしましょう。ないとインクが乾燥して書けなくなってしまいます。
高温多湿の場所での保管はやめましょう。
激しく振ったり、つい何かをこじ開けるために使ってしまうことがあリますが、絶対に辞めましょう。
ちょっとメモしたいときなどには重宝なボールペン。でも普段は存在を忘れていますよね。
いざというときに気持ちよく使えるようにメンテナンスをしっかりとしておきましょう。
コメントを残す