年代別の平均貯金額を参考に、どのくらいの貯金を目標にするべきか考えてみましょう。
自分と同世代の人はどの程度の貯金をしているのか。
また、月の平均貯金額も気になるところです。
年代別の平均貯金額トップは
平成25年の統計では、一世帯の平均貯金額は1047万円です。
これはあくまでも平均です。
格差社会が問題になっている現代の日本では、平均貯金額というのもどこまで参考になるかわかりませんが、沢山の資産を保有している人も確実に存在していることはわかります。
年代別の平均貯金額トップ1は60代です。
60代はまだ現役世代でもありますし、これから迎える老後の生活に向けてコツコツと貯金してきた額がもっとも大きくなるので納得です。
60歳から69歳までの平均貯金額は1399万円なので、全世帯の平均貯金額よりも大きく上回っています。
その次に70代の1312万円、次に50代の1034万円となっています。
50歳以上の人たちが保有する資産がどれほど大きいのかわかってきますが、高い年齢の世代をこれから支えていく若い世代の貯金額はどうなのでしょう。
世代別平均貯金額のワースト1
世代別平均貯金額のワースト1は29歳以下の160万円です。
当然と言えば当然の結果ですが、29歳以下の平均が160万円あることの方が逆に驚く方もいるのでは?
次いで30代の423万円、40代の707万円となっています。
30代になると29歳以下の倍以上になるのですね。
この結果を参考にして、自分の貯金額と比較してみましょう。
月々の平均貯金額
高齢者の方たちは年金と預貯金を生活費にすることから、毎月の貯金をしているケースは少なくなります。
月々の貯金をしているのは、収入のある世代がメインなので、現役世代の月の貯金額を参考にしてみましょう。
ここで参考にする貯金額は銀行にの口座にお金を預けることだけではなく、貯蓄性のある金融資産(個人年金など)も含みます。
月々の貯金額を世代別に統計をしたデータはありませんでしたが、年収の10%~15%を貯金する割合が27%ほどと、一番多くなっています。
世代によって年収にも差があるため、年収の10%を貯金するというのを目標にすると良いと思います。
独身の頃は10%よりも高めに設定しておくのも良いと思いますし、結婚した後も共働きで子供ができるまでは15%を目標にしておくと今後に役立ちます。
住宅ローンを抱えるようになり、子供にかかる教育委金などの負担が大きくなると収入の10%も厳しくなる時もあります。
目安として収入の10%を大きく下回らないように月々の貯金額を設定することです。
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