30代は独身者でも、既婚者でも貯金を増やせる世代だとご存知でしょうか?
とくに30代夫婦は世代別の世帯貯金額でもトップクラスです。
平均貯金額を積み上げるため、家族で実行したい節約方法をご紹介します。
30代夫婦の平均貯金額は
夫婦二人以上の世帯別の月の平均貯金額では、20代が8.8万円、30代が10万円、40代が9万円となっています。
この結果は総務省が行った家計調査報告を参考にしています。
30代と40代では収入的には40代の方が高くなりますし、世帯保有資産では40代の方がもちろん高くなっています。
しかし毎月の収入から貯金できる額は、30代がもっとも高いのです。
この理由をあげてみましょう。
・夫婦共働きで妻もフルタイムで仕事をするケースが多い
・子供がいない夫婦の割合が40代よりも高い
・子供の教育費の負担割合が低い
・30代から収入がアップする
・住宅資金の準備をしている
このようなことが30代夫婦世帯の月の貯金額を引き上げていると考えられます。
40代になると子供にかかる教育費が高くなることや、妻が出産や育児のため離職をした後にフルタイムの仕事に復帰できないケースも多いことなどが理由のようです。
40代よりも30代の方がお金を貯めやすい環境が整うのですね。
20代はまだ収入も少ないため、貯金額も控えめになっています。
30代夫婦が家族で取り組む節約
30代の夫婦の場合、夫婦だけの世帯で共働きなら家計にも多少の余裕が生まれると思います。
しかし今後は家族が増えることも考えると、節約をして貯金額を増やしていくことも考えておきましょう。
今後訪れる超高齢化社会では、公的年金だけに頼るのはあまりにも心細いので、老後資金はしっかり貯金しておきたいもの。
そこで家族で取り組むための節約として、楽しみながら続けられる節約ポイントをご紹介します。
食費
食費はもっとも節約しやすい部分です。
1週間分の献立を決めてから買い物に行く習慣をつけます。
数日分のメインのメニューを決めると不要なものを買うことが避けられます。
電気代
電気料金の節約は、エアコンの設定温度を省エネ温度にすることや、待機電力をカットするためにOAタップを使用すること。
照明をLEDに交換することでも長期的には節約につながります。
断捨離をする
家族みんなで節約に取り組むためには、「余計なものを買わない」ことを身につけることが大切です。
そのためには、整理整頓された空間で生活する心地よさを実感するのが効果的です。
特売している時に日用品を買い溜めしたりしないようにするために、不要なものがどれほど家の中にあるのか確認する意味でも断捨離はおすすめです。
リサイクルショップに処分できるものがあれば、ちょっとした収入になって貯金に回せます。
下流老人にならないために
今の老人はお金持ちで、シルバー向けのビジネスにはビッグチャンスがあると言われる一方で、厳しい生活を強いられている老人も沢山いるんです。
20代後半から30代は貯金しやすい世代なので、30代の夫婦世帯の平均貯金額を目標にして、毎月10万円の貯金ができるように頑張ってみましょう。
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