歯磨き中に吐き気がした経験はありませんか?
吐き気とは、ほんとうにつらいものです。
毎朝の歯磨きで吐き気がすれば、歯磨きが嫌になりますよね。
お子様であれば、歯磨き嫌いになるかもしれません。
たまに起こることであれば、心配もありませんが
毎回起これば、ストレスや病気ではないかと心配になりますね。
どうして、歯磨き中に吐き気がおこるのでしょう?
ストレスや病気でしょうか?それとも違う原因?
どんなことも原因がわかれば少しは安心できて、解決策がわかれば実行してみようかという気持ちになるものです。
この記事では、歯磨きの吐き気の原因を調べて徹底解説してみます。
歯磨き中の吐き気の原因はストレスや病気ではない場合が多い
歯磨き中の吐き気の原因を調べてみると、こんなことがわかりました。
歯磨き中に吐き気がする原因の多くは、ストレスや病気ではなく、嘔吐反射によるものです。
嘔吐反射とは、舌の奥に異物を入れると吐き気を催すしくみのことです。
喉風邪にかかり、病院で先生が喉を見てもらうとき「オエッ」となることがありませんか。
嘔吐反射は、人によって強さが違います。嘔吐反射の強い人は歯磨きでブラシの先が喉の奥まで届いていなくても、口腔内の違和
感を敏感に感じ取り、吐き気をもよおしてしまうのです。
次に歯磨きによる嘔吐反射を起こしてしまう原因として考えられるものを調べてみました。
歯磨きによる嘔吐反射を起こす原因は様々、その改善策は?
歯磨きによる嘔吐反射を起こす原因には次のようなことがあげられます。
歯ブラシのヘッドが大きい
歯磨き中にブラシの先が舌に触れてしまう
歯磨き粉の香料が強い
喫煙者である
歯ブラシのヘッドは磨く目的によって様々なものがありますが、嘔吐反射を起こしやすい人はヘッドの大きいものだと歯以外に歯
茎や舌などに触れてしまうことがあり、嘔吐反射を起こしてしまうのです。
この場合、歯ブラシのヘッドの小さいものを選ぶことで少しは解消されます。
ヘッドの小さいものであれば、歯茎や舌に触れずに歯だけを磨くことができるでしょう。
また、歯磨き粉の香料も強いものから弱いものと様々です。
歯磨き粉の香料の強さが刺激になり、嘔吐反射を起こしやすいので、刺激の少ない香料の弱いものを使用しましょう。
そして、喫煙も嘔吐反射を起こす原因となります。
喫煙をする人は、タバコに含まれているニコチンの影響で喉が過敏になっており、嘔吐も起こしやすいです。
禁煙をするか、無理なら少し量を控えてみてはいかがでしょうか。
また、歯磨きをする時間帯や磨き方にも原因があるようです。
歯磨きを起床後にすぐ、していませんか?
起床後すぐは、喉がかわいているため口腔内に歯ブラシを入れると嘔吐反射を起こしやすいです。
嘔吐反射をよく起こされる方は、起床後すぐの歯磨きはやめてうがい程度にして、食後にしっかりと歯磨きを行いましょう。
少しは軽減できるはずなのでおススメです。
また、歯磨き中の姿勢ですが、歯磨き中に歯がしっかり磨けたか見ようと鏡をみることがあります。
そんな時は顔は上向きななりますね。
上向きになると嘔吐反射を起こしやすいです。
その場合、下向きで行うと起こしにくいです。
これまで、歯磨きの吐き気の原因はストレスや病気からではなく、嘔吐反射によるものが多いということで原因や改善策を述べて
きましたが、実は病気のストレスや病気の初期症状または病気が原因で歯磨き中に吐き気を引き起こすことも考えられます。
歯磨きの吐き気の原因はストレスや病気によるものであることもある
ストレスにも様々な症状がありますが、ストレスの多い人は吐き気をもよおす傾向にあります。
その時々の体調も影響すると考えられ、歯磨きで吐き気がするからといって必ず病気だとは限りませんが、吐き気を感じやすい
病気としてあげられるものには次のものがあります。
胃腸や肝臓の病気
逆流性食道炎
ストレス性の自律神経失調症
健康診断で指摘されていたり、症状に思いあたることがある方は念のため受診されてみてはいかがでしょう。
まとめ
歯磨きの吐き気の原因はストレスや病気のこともありますが、基本的には嘔吐反射が原因であることがこの記事で少しはご理解い
ただけたでしょうか?
あまり、心配をせず改善策を試してみることをおすすめします。そしてどうしても病気が心配である方は、安心のためにも受診されてみてもよいかもしれません。
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