コミュニケーション社会で生きている人間ではありますが、椅子の座り方で性格や心理が出てしまうときがあります。
なぜかというと、上半身は相手に見られらやすいのでガードを固くしていますが、下半身は案外無防備なのです。
ですので椅子に座った時の足の状態を見ればその人の性格や心理を垣間見ることができます。
今回は、椅子の座り方で性格や心理を見分ける方法について詳しく解説していきます。
日常的な場面での座り方による性格と心理
①椅子に浅く座る
このタイプは相手の話を真剣に聞く気はあまりありません。いつも警戒していて、なにかあったらすぐに次の行動に移れるように準備をしている状態なのです。
気が短くて、常に何かに追い立てられているような心理状態の時が多い人にこの座り方が見られます。
ただし、浅く腰掛けていても身を乗り出しているときには、集中していて相手の話を聞きたい、説得したいという気持ちの表れです。
②初めての相手、場所でも両手両足を広げて大きく座る人
他人が横に座るかもしれないという考えがまるでなくて大きく陣取るように座る人は、それだけ自分のスペースをたくさん確保しようとしています。競争心が強く常に自分を優位に見せて、自分を大きな人間だと誇示しています。つまり虚勢心が強い人だということです。
③足をゆるく組む人
リラックスしてゆったりとした気分になっている人です。
④足を固く組む人
緊張していてその場にいたくないと思っています。早く帰りたいとか近づきたくないと思っている人はこのように座ります。習慣的にこのような座り方をしている人は、常に緊張していて神経質で小心者です。
➄足を閉じて座る人
緊張しているか不安を抱えています。特に女性の場合には、閉じることは幼いころからの習慣で身についたものですが、固く閉じて身構えているような姿勢の女性は、心理的なバリケードを作って自分を守ろうとしています。性格的には内向的で考え方はネガティブです。
⑥足を頻繁に組み替える
退屈していて相手の話に興味がない時に出るしぐさです。
⑦足を組んだままじっとしている
相手の話を真剣に聞こうとしているときです。
仕事中「オン」の空間での座り方による性格や心理
①足をそろえて背筋を伸ばして座る人
この座り方は肉体的にも精神的にもかなり疲れる座り方です。それを持続して仕事をしているわけですから、いつも気を張っていて生真面目で、几帳面な人です。仕事はマニュアル的にきちんとこなします。こういう人はスイッチがオフになった時の性格に注意が必要です。
②猫背で前かがみな人
前傾姿勢は攻撃的な気持ちの表れです。仕事に集中している頑張り屋さんです。悪く言うと一つのことに集中すると周りが見えなくなり、世間のトレンドに疎く人付き合いも苦手です。
③足を組んで座る
物事を考えているときです。常に何かを思考しているアイディアマンです。命令に従うよりもオリジナリティを優先します。こだわりが強く悩み事も人には相談せずに自分で解決します。
④椅子の上で正座やあぐらをかいている人
精神統一しているときです。自分の能力を最大限活かすためのスイッチを体感的に知っている人です。問題は、ルールや常識に縛られることを嫌い、人と同じことはしたくないと思っている人です。
まとめ
いかがでしたか? 椅子の座り方一つで、自分がどのような性格でどのような心理状況なのか見ている人は見ていますので、上記のことをちょっと頭に入れておいて、他人を見たり自分を振り返ってみてはいかがでしょうか?
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