台所のコバエや卵の原因と駆除対策!どこから湧いてどんな種類があるの?

【台所のどこから発生するの!?コバエ軍団!】

台所周辺を塊りで乱舞するコバエ。気持ちのいい光景じゃありませんよね。

我が家も、シンクに置いた三角コーナーのゴミを空にしていても、コバエが台所を乱舞し、発生原因(発生もと)がわからず悩みの種でした。

ゴミは処分しているのにどこから発生しているの?そう思って、改めて発生原因を探してみる事にしました。

【コバエの種類と駆除対策】

そもそも、コバエとは体長が2~3ミリ程度のハエの総称の事ですが、よく耳にする種類としては、ショウジョウバエ・ノミバエ・クロバネキノコバエ・チョウバエ・ユスリカなどの種類があげられます。

コバエは卵から10日間程で成虫になりますが、コバエは、小さいながら単体ごとにもっている性質や生態系が違うので、それぞれ、好む環境も違います。よって、発生する場所も違えば発生原因も違うため、駆除の方法も微妙に異なってくるようです。

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【コバエが卵を産みつけそうな所=発生原因(発生源)】

台所周辺で大量に発生するコバエの種類は、主にショウジョウバエです。

小学生の頃、バナナでショウジョウバエの繁殖実験をしたことはありませんでしたか?

ショウジョウバエは、発酵臭を好むため、傷み始めた果物・野菜、生ゴミ、そして、何気に放置したビールの空き缶・ワインの空き瓶などの酒ビンにも、卵を産みつけます。産み付けられた卵が、いつの間にか蛆になって、そこからも、コバエは大量発生します。

蓋付きのゴミ箱も、中を汚したまま放置すると、蓋をあけたとたん、コバエが派手に舞い上がるといった悲惨な事態となります。

シンクに置いた、三角コーナーも、ただ、中の生ゴミを捨てただけの状態にしておきますと、コバエは抜け目無く大量発生します。

また、シンクの排水管も、お掃除を怠ると、発生原因になるようです。探しはじめたら、本当にきりがありません。

【台所のコバエの駆除対策】

まず、できたら、夏場だけでも、三角コーナーの設置をやめてみましょう。無理なら マメに生ゴミは捨てましょう。そして、三角コーナーは、きちんと洗って、お湯をかけるようにします。(ゴミを捨てるだけだでは、残った汚れや腐敗臭にコバエが寄ってきます。生ゴミを捨てるだけでは駄目です!)

また、蓋付きのゴミ箱も、内側の汚れはマメに洗浄しましょう。洗浄後、除菌消臭剤などをかけて、しっかり乾燥させると、発生具合をだいぶ減らすことができます。(蓋付のゴミ箱は、蓋が付いているからと油断してると、コバエのいい越冬場所になってしまいます)

また、食べ物が傷みやすくなる、夏場には野菜、果物を必要な分だけ購入し、食べきるようにするなど、コバエが好む環境下をできるだけ、作らないようにするなどの、工夫も必要なのかもしれません。そして、ビールやワインなど、アルコール系のビンはよくすすぎ、水気を切って屋外へ置くようにしましょう。

そしてマメにリサイクル資源にするなど処分しましょう。

一見、面倒くさく感じますが、夏は少しだけコマメと工夫が必要になるものの、コバエが減るシーズンには、これらをマメに行う必要はありませんので
おっくうがらずに是非、一度お試しください。我が家は、台所での発生をこれでだいぶ解決できました。(折り紙つきです)

【台所以外での発生場所と駆除対策】

台所以外でもコバエはその種類と環境の好みによって卵を産みつけ、大量発生します。クロバネキノコバエは、室内に良く置かれている、観葉植物が原因となって発生することがよくあります。

観葉植物に水を与えすぎたり、偶然にも鉢の中の有機堆肥が与えられた水とで、コバエの繁殖に適した環境を作り出してしまっていることがあるようです。あと、夏休みに昆虫好きの、お子さんが飼い始めたクワガタ・カブトムシ、秋口に飼うスズムシなどの飼育ケースではノミバエが繁殖しやすくなります。

観葉植物に発生した、クロバネキノコバエなどは、市販のコバエ用の殺虫剤(スプレータイプの物など)を使って駆除が容易ですが、頭を悩ませるのが、クワガタ・カブトムシ、スズムシなどの飼育ケースに発生するノミバエなどの駆除です。

市販の殺虫剤をまいたものなら、死んでほしくない、コバエ以外の虫が死んでしまいます。かといって、これらに発生するコバエの量も侮れないものがあります。

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【お手頃!最強!身近なめんつゆ+台所洗剤1滴でコバエ退治】

そんなとき、利用したいのが、民間でよく紹介されている めんつゆ+台所洗剤1滴のトラップです。
これでしたら、コバエ以外の生き物への殺虫効力を心配することなく使えます。

飼育ケースのそばに置いておくだけで、コバエを駆除できます。もし、めんつゆがなかった場合、ビールやワインなどのアルコール、お酢や柑橘系の香りのついた液体に台所洗剤を加えたものでも、代用する事が可能です。

めんつゆや、発酵臭のする液体やアルコールの香りでコバエを誘引し、洗剤の入った液体に「ポチャン・・・」洗剤の界面活性剤がコバエの息の根をとめてくれます。意外と効力があるので驚きです。

ただし、こちらも、何日も放置せず、一定期間置いて、コバエの亡骸が浮いたものは、マメに交換が必要です。トラップのつもりが、新たな発生原因になりかねません。

【どこからもコバエが発生しないようにするには・・・】

コバエは、ほんのわずかな水分と有機物があれば、そこから目ざとく発生します。今回取り上げておりませんが、お風呂場やトイレなどでも、コバエは発生します。完全排除は不可能かもしれません。いかに大量発生を防ぐか…これに尽きるのかもしれません。

日頃より、夏場にコバエの大量発生を防御しよう。という、意識をもちながらのお掃除が駆除の最大の対策なのかもしれません。

夏場に大量発生しているコバエの活動は、専門家の方々に言わせると、実は4月~10月が最もピークなのだそうです。暖かくなる春に活動を開始し、発生原因が整う環境下になる夏場に大量発生し、活動のピーク(繁殖期)を迎え、寒くなる秋以降は卵や蛆となり越冬する。そんなサイクルを繰り返しているようです。

越冬している秋口以降のお掃除こそが夏場の大量発生を防ぐためのターニングポイントともいえます。やはり、大量発生した夏場だけで、駆除しようとすると、無理があるようです。コバエは気がつきにくい場所で、卵や蛆の状態で、しっかり越冬しているのですから….まずは、普段の生活の中で、「ちょっと、ここは、見なかったことにしよう!」と逃げたくなるような場所があれば、まず、そこを確認してみることをお勧めします。

夏のコバエ発生源(原因)を1つでも潰すことができるかもしれませんので。(お恥ずかしい話ですが、私にもありました….それは、蓋付きのゴミ箱でした。長年使っていなかったので、恐る恐る、蓋をあけてみたら・・・・取りきれていなかったゴミ箱の汚れに沿って、茶色い小さな卵がぎっしり越冬中….まさしく、コバエを養殖してどうする!といった状況でした。

どうせ使わないから。と軽く水洗いして、きちんと乾燥もせず、蓋が付いてることを理由に放置していました。夏場に蓋をあけていたら…と考えるだけで、ぞっとします。)

最近は、住まいも快適になり、1年中コバエが飛び回って困るというお宅も中にはあるかもしれませんね。

なので、夏に限らず、野菜や生ものを必要以上に買いこんでこない。食べきれないほど、お料理をつくらない、観葉植物をむやみに室内におきたがらない、生き物を飼うなら、ちゃんとお手入れも怠らない。

など、日頃のライフスタイルを、シンプルかつエコロジーに心がけて、コバエが好む環境下を作らないようにする。ことが、コバエ軍団に台所を占領されないようにする手段であるようです。

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