牛乳の賞味期限切れ後は4日~10日までなら飲めるの?

どこの家庭にも牛乳は常備されています。共働きの家庭では、日曜日に一週間分の牛乳を買いだめをすることも多いでしょう。牛乳を長く保存していてつい賞味期限が過ぎてしまうこともあります。賞味期限切れ後4日までは飲める、という人や10日までなら飲める、と意見は様々です。

実際のところ牛乳の賞味期限切れ後飲める許容範囲は、4日なのか10日なのか、それともそれ以上大丈夫なのか調べてみました。

良かったら参考にして下さい。

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牛乳の賞味期限切れ後について

1.賞味期限と消費期限の違い

賞味期限は「5日以上保存が可能」な場合につけられます。消費期限は「5日以上長持ちしない」場合につけられます。
牛乳の場合、低温殺菌された牛乳は乳酸菌が生きているので「消費期限」が刻印されます。超高温殺菌された牛乳は無菌ですので「賞味期限」が刻印されます。
最近では「ESL製法」で作られた牛乳が出回っています。徹底した衛生管理の元作られた牛乳ですので14日から20日の延長が可能になりました。

2.未開封と開封後の牛乳の賞味期限

一度開封された牛乳は賞味期限を問わず2.3日で飲み切ってください。
未開封の場合、10度に安定した保冷庫に保管して賞味期限が切れたのち2.3日は安心して飲めるようです。
未開封だから大丈夫、と安易に考えることはやめましょう。とかく牛乳はドアポケットに保存しがちですが、長く保存させる予定でしたら温度が安定した保冷庫の方へ移した方がいいようです。

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3.賞味期限切れの牛乳が飲めるか否かの判定方法

牛乳が腐敗すると酸性に腐敗するかアルカリ性に腐敗するかわかりません。酸性の場合はヨーグルトのように凝固します。アルカリ性の場合には、見た目は変わりませんが舐めてみると苦みを感じます。
そのどちらでもない場合には、コップ一杯ほどを鍋に入れて75度くらいに温めます。痛んでいる場合には脂肪分が凝固します。飲める場合には、表面に脂肪の薄い膜ができるか湯気が出るだけです。
腐敗牛乳は、見た目では分離したりぶつぶつができています。匂いは酸っぱいにおいがします。舐めてみると酸味や苦みがあります。その場合すぐに吐き出してうがいをしてください。
未開封で賞味期限が切れた牛乳は4日以内には飲んでください。不安でしたら75度で15秒加熱して殺菌してください。10日はおそらく持たないと思います。未開封でもパックが膨らんでいたら腐敗していますので飲まないでください。

4.賞味期限が切れた牛乳の使い道

腐敗していないようだけれど、飲むのは不安があるという方は、料理に使うといいでしょう。または豪華に牛乳風呂に使ってしまう方法もあります。また、水を加えて外にある植物の肥料としても使えます。家の中の植物に与えるとカビが生えてきてしまいます。

5.まとめ

賞味期限が切れた牛乳は遅くとも4日以内には飲んでしまってください。保存はできたらドアポケットよりも保冷庫のほうがいいでしょう。飲みかけの牛乳は賞味期限に関わらず2.3日で飲み切ってください。パックから直接口をつけて飲むことは辞めましょう。雑菌が繁殖します。ESL製法の牛乳は14日から20日と賞味期限が長いので、長く保存したい場合にはそちらを購入してください。

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